りーばたーりあーん

『不道徳教育』という本をブックオフで見つけたので買って読んでみた(´_ゝ`)

俺の好きな橘玲先生が訳だったので。

極端なリバタリアニズムを突き進めたエッセイ集って感じで、スラスラ読めて面白かった。

『(日本人)』を書くときにいくらか原著者のウォルター・ブロックの影響も受けてるなぁと読みながら思いましたとさ(´_ゝ`)

面白いのは、原書では「Slanderer(
中傷者)」「Libeler(誹謗者)」を「2ちゃんねらー」に置き換えたり、日米貿易摩擦日中関係に置き換えたりしている。

でも日中関係の話は、翻訳された2006年の時点では「中国がすべての面で日本を上回るのは自虐的な印象を受けるかもしれないが~~」みたいな言い訳してるけど、今や現実の話になってるね。

ここまで引き離されちゃったら、どう逆立ちしたって日本が再び中国に勝つことは現実的には有り得ないし。

「俺もリバタリアンだけど、ここまでの極論はないな」と思いながら読んでたけど、中国人の部分はすでに笑い話じゃなくなってる。

新型コロナウイルスでわーわーやってるけど、国全体としてはあそこは大したダメージもないんだろうなぁ(´_ゝ`)