いんてぐりてぃ

『バッドデータハンドブック』を読んだ(´_ゝ`)

2013年発売なので、「あるある」というよりは「当時はこんなんだったのね」的な方が多いかな。

というかサブタイトルにある「データにまつわる問題への19の処方箋」というのは、データサイエンスが成熟しつつあった数年前の状況ならば当てはまるだろうけど、今はちょっと言い過ぎ感がある。

少なくとも今データ分析している人たちの役には立ちそうもない。
読み物としては面白いけどね。

ちなみに俺としては、この当時はまだOverfittingを「過剰適合」と訳していたのが印象に残った。
過学習」とか変な訳語当てたのはこの後になるんかね。

ヘンテコな訳語がそのまま広まっちゃうケースって割と少なくないけど、一度広まっちゃうともうそれで定着しちゃうからねぇ。

10年後くらいになったら、今販売している本のことも「ヘンテコな訳語が使われてるなぁ。当時はこんなんだったのね」とか言ってるんだろうな(´_ゝ`)