『みかんの丘』という映画を視た(´_ゝ`)
原題は『Tangerines』。
邦題ダセぇって思ったけど、現代もマンダリンオレンジの雑種だから同じくダサかった。
んで内容としてはいわゆるアブハジア紛争での出来事。
といっても戦争シーンはそんなに多くない。
ぶっちゃけグルジア(ジョージア)とかエストニアとかその辺のことはさっぱりわからん(´_ゝ`)
でも歴史的なことなんも分からなくても面白かった。
ストーリー的に大きな起伏があるわけではないんだけど、年取ると逆にこういう映画の方が胸を打つ。
誰が正義でもないし、正しいとか正しくないとかそういう話でもない。
でも英語版のウィキペディアには「道徳的な物語(a morality tale)」って書かれてる。
視る側がどう感じるかだよね。
平和主義をテーマとしてはいるけど、あからさまじゃないのが素晴らしい。
戦争が厄介なのは、正義vs正義だからなんだよねぇ(´_ゝ`)
女性がまったく出てこないのも潔くて好き。
写真だけ。
年齢的に、出てくるオッサンたち全員に感情移入できちゃうのでより一層俺は楽しめた。
静かに淡々と進んでくのもいいね。
俺的に今月の1位です(´_ゝ`)