れびっと

ちょい前にひろゆきが「キラキラネームをつける親は頭が悪い」みたいなことを言って話題になってたけど、これって今に始まった問題じゃないよね(´_ゝ`)

記憶はちょい曖昧だけど、『ヤバイ経済学』にも似たようなことが取り上げられてたような気がする。

アメリカでは当然、人種によって採用に差をつけちゃまずいわけだけど、名前が「黒人っぽい」場合は有意に採用率が下がるらしい。

同程度の実力がある2人のうちひとりを選ぶとしたら、名前や性別は判断基準になり得る。

ひろゆきは「キラキラネームがダメ」って言ってるわけじゃなくて、「将来的に不利益があるかもしれない可能性を考慮していない」という点について「親の頭が悪い」ということと、「IQは遺伝する」ということを言ってるだけなのだが、批判している人たちはどうにもその辺を読み違えている気がする(´_ゝ`)

どこに基準を置くかという点が大事なのであって、実際ひろゆきは「イーロン・マスクの子はキラキラネームだけど、就職する必要なんてないから問題ない」って言ってるし。

たとえば森鴎外の子供たちも、今でいうキラキラネームやDQNネームともいえる。
長男「於菟」、長女「茉莉」、次女「杏奴」、二男「不律」、三男「累」。
孫は「爵」。

なぜ鴎外がこうした名前を付けたかといえば、本名の「林太郎」が外国人には発音しづらかったかららしい。

なので子供たちは世界に通用するように、英語圏でも違和感のない名前が付けられた。

こういう意図とか意味があるなら問題はないんじゃないかと思う。

まあ究極的には、他人が自分の子供にどう名付けようがその人の勝手なわけだけど。