めぞすこぴっく

『金融は人類に何をもたらしたか』という本を読んだ(´_ゝ`)

正直金融史の本かと思ってた。
サブタイトルも『古代メソポタミア・エジプトから現代・未来まで』だったので。

板谷敏彦先生の『金融の世界史』みたいな感じかなと。

実際は金融イノベーションを主軸に、専門的になりすぎない感じでまとめてる印象。
入門書的に大学初年度くらいの学生が読むのにいいかもしれん(´_ゝ`)

ただ、いまの時世的に面白かったのは「医療品金融」の章。
なぜにワクチン開発が大変なのか、新薬開発を製薬会社がやりたがらないのかが良く分かる。

まあ資金調達に苦労するのは製薬会社だけの話ではないけど。
それでも昔に比べて、今の製薬会社はめっちゃ大変。
そりゃサプリメントやらスキンケア製品やら、売れるものに軸足を移していくわな(´_ゝ`)

ところで中学か高校で金融を教えるって話もあるみたいだけど、どういった感じで教育してくんだろ。
ブラック-ショールズ方程式とかは別に難しくはないけど、中高生に理解させるのは難しいで。

でもって数学的な理解無しで金融を理解させることも無理やで。

投資信託のしくみ」みたいなことを教えて、年収300万円台の連中から無理やりお金を吸い上げようとしているとしか思えんぬ(´_ゝ`)