ありあんろっど

本を整理してたら、『世界を数式で想像できれば』というのを見つけて読んでみた(´_ゝ`)

副題が「アインシュタインが憧れた人々」なので、誰の事かと思いつつ。

ネタバレすると、マクスウェルのことだった。
んでマクスウェルがニュートンやファラデーに影響を受けつつ電磁気学を確立していくお話。

翻訳は2006年発行の少し古い本だけど、内容的には面白い。

ただ、訳があまりよくないのでちょっと読みにくい(´_ゝ`)

たとえば「当時の人々の多くの人々には」(204ページ)みたいな表現が随所にあって「んん?」ってなる。

でもって訳者の松浦俊輔って名前、見覚えあるなーと思ったらジョーダン・エレンバーグの『データを正しく見るための数学的思考』の人だった。

これ読んだときも「訳が分かりにくい」って書いた記憶がある。

この2冊には10年ほど開きがあるが、文体ってあまり変わらんものなのな(´_ゝ`)

理系分野の翻訳って、自然科学の知識も必要だしできる人は限られてるんだろうか。

青木薫先生並みの人がたくさんいてくれるといいんだが。

まあオレが原著で読めれば一番いいんだけどね(´_ゝ`)