『ある戦争』という映画を視た(´_ゝ`)
アフガンで色々あったのでタイムリーかと。
まあなんというか、登場人物がオールバカ。
司令部もバカで現場もバカで法務官もバカ。
バカじゃないのは被害者だけ。
※登場人物に悪態をついているのでけなしているように思えるかもしれんが、映画としては良くできてて高く評価したい。
敢えて美談にしないように努めている点もいいと思う。
戦争に倫理観を持ち込むくらいなら、そもそも戦争するなよっていう、「欺瞞」を真正面から描いたストーリー。
「戦争ってクッソばかばかしいな」って思わせる意図なのだろうか。
実際にこういうことが行われてるとしたら、マジで戦争はダメだわ。
そもそも中東への派兵って、ほとんど欧米諸国のわがままみたいなもんだからね。
自国を守るとかの大義名分もない上に、火種も自分たちで蒔いたものだし。
「正義とは?」みたいな問いかけでもなんでもなく、ただただそれぞれの立場での欺瞞のぶつかり合い。
欧米人が、「欧米人」と「それ以外の人種」で命の価値をまったく違う尺度で測っているのもよく描かれてる。
戦争がクソだということを改めて知らしめるいい作品だと思う。
うん、戦争はやっぱ美談にしちゃいかんよ(´_ゝ`)