『風をつかまえた少年』を視た(´_ゝ`)
事実に基づいた話で、いつの時代かと思ったらわずか20年ほど前。
主人公のカムクワンバは現在34歳でまだ十分に若い。
色々と考えさせられる映画だよね。
新しい事をやろうとすると、それがどんなに実益に適うものであっても、余人の理解はなかなか得られない。
しかも新しい事はだいたいうまくいかない。
この映画みたいに、最終的にうまくいくのは稀。
主人公が天才だったからではなく、こればかりは運・不運が大きい。
天才だからといって、なんでもうまくいくとは限らんし。
逆に、うまく周りの理解を得られれば、凡才でも成功することも有り得る。
滅多にないことだけど。
最近は少しずつ「挑戦することそのものに価値がある」という風潮も強まってきてはいるけど、それでもやっぱり新しい事を始めるときには否定的な意見の方が大きいだろうね(´_ゝ`)
そしてだいたいの場合、うまくいかないから否定した連中の言ってる事が「結果的に」正しいってなっちゃう。
それではいつまで経っても進歩も成長もないけど、歳を取るとそういった事と自分が無縁になるから、余計に阻害する側に回っちゃうんだろうね。
老害の出来上がり(´_ゝ`)
実際、歳のせいか、この映画でも父親の方の心情にも共感しちゃったしなぁ。
そんな父親役のキウェテル・イジョフォーが監督・脚本もやってるんだね。
昔は演技うまい役者は監督に不向きって言われてたけど、まったく関係なかったな(´_ゝ`)