ちょうきょういん

『五代と宋の興亡』を読んだ(´_ゝ`)

五代十国から、南宋滅亡までの時代。
この時代はかなり地味なせいか、あまりエンターテインメント作品も少ないので馴染みが薄いかも。

水滸伝』もあまり人気ないしね(´_ゝ`)
俺も吉川英治作品だけしか読んでない。
しかも吉川水滸伝は未完だし。

趙匡胤節度使とかの制度を改めて、軍政をシビリアンコントロールするようになったため、宋以降の中国は群雄割拠するような分裂は起きなくなる。

それは太平の世を永くする意味で画期的なことではあったけど、一方国内の防衛力は衰微するため、異民族の支配を許す隙が大きくなった。

制度はやたら複雑化し、国力は下がっている時代だから、物語としての魅力が乏しいのかもしれん。

切り口を工夫すれば面白くなるかもしれんが。
でも最終的にはモンゴルに全部やられちゃうんだよなぁ…(´_ゝ`)