『失敗の科学』を読んだ(´_ゝ`)
なんかkindleで無料だったので。
これめちゃくちゃいい。
「失敗から学ぶ」というのは昔から言われていることだけど、それの難しさと、なぜ難しいのかについてちゃんと書かれてる。
文体も読みやすい。
政治家や学者(とくに社会科学系の)とか、地位の高い人が自分の誤りを認められない理由も明快に書かれていて面白い。
『ヤバい統計学』とか他にもいろいろ書かれていたけど、警察・検察の検挙能力があまり高まらない理由も分かりやすい。
冤罪事件を起こしても、その無謬性信仰によってなかなか誤りを認められないのは何故なのかも、アメリカの事例を踏まえて紹介されてる。
あと、個人的に俺が好きなスティーヴン・レヴィットの『0ベース思考』で書かれてたフードファイター小林尊君の事例にも触れているのは嬉しい。
無料で読める人は一読しておく価値あり。
無料じゃない人にもオススメできる。
というか地位の高い人は全員読んで欲しい(´_ゝ`)