ろばとはもん

ヒッチャー』を視た(´_ゝ`)
1986年の映画。
2007年にはマイケル・ベイ監督がリメイクを作ってるらしい。

こういう作品ってだいぶ減ったなぁという印象。
今だったら多分、犯人の背景とかも語られるだろうし、そもそも主人公が途中で知り合った女性の運命も違ったものになると思う。

そうなるとほとんど別物だよね。

このタイプの映画は、犯人の狂気について一切の説明がないからこその恐怖があるわけで。

「よくわからん頭のおかしい人にある日突然からまれる」ってことは誰にでもある事で、それに対してのちゃんとした因果みたいなものは無い。

もう運が悪かったとしか言いようがないことは世の中にいくらでもあり、そうした恐怖が過度に演出されているのがこの映画だといえるかもしれない。いえないかもしれない。

実際、なにか異常な事態に巻き込まれるときってこんな感じなんだろうな。
映画だから最後は結末がつくけど、何も分からんまま「あれ何だったんだ?」みたいな事も世の中往々にしてあるし。

40年近く前だからこそ作ることができた映画って感じかな。
リメイク以外では似たようなものを作るのは難しいかも。わからんけど。

そのうちリメイクの方も視てみようとは思う。
忘れてなければ。