ぼりすどりす

トゥルーライズ』を視た(´_ゝ`)
これ、1994年当時、映画館に観に行ってるんだよね。
かなりの話題作でもあったし。
興行収入(当時は配給収入)もかなり行ってたはず。

が。
高校生の俺にとってこの映画はめちゃくちゃガッカリさせられた記憶がある。
とにかくつまらなくて「駄作」という評価を下していた。

今視るとそれなりに面白いんだが、たぶん高校1年生の俺からしてみたら熟年夫婦の不倫騒動やお色気シーンが耐えられなかったんだろうな。

主人公であるシュワちゃんの娘が、劇中では中学生くらいで、そうなるとシュワちゃん夫婦は当時の俺にとって親と同じ年代なわけで。

母親と同年代のおばさんのお色気シーンとか、熟女好きな性癖でもなければ拷問に近い。

あと単純に浮気とか不倫とかに対して心底どうでもいいと思っていたので、それがストーリーに深く入り込んでいる時点で作品自体のレベルも下がっているように感じていたんだろう。

30年ぶりに同作を視ると、やっぱり10代の頃に視た作品なせいかストーリーのみならず場面場面もかなり覚えていて、「こんなんだったっけ?」みたいなこともなかった。

同じ作品を視てここまで受け取り方が変わるっていうのも面白いなぁ。
逆に若いころにこの作品を視ずに、大人になってから初見だったらめちゃくちゃ好きになってた可能性もある。

昔嫌いだった作品もいくつか視直してみたいね(´_ゝ`)