りばーびゅー

『死はすぐそばに』を読んだ(´_ゝ`)
アンソニーホロヴィッツね。

ホーソーンホロヴィッツ〉シリーズの5作目だが、シリーズの中ではちょっと異色というか、すでに終わった事件が中心の話になってる。

その理由は、ホーソーンのかつての助手、ジョン・ダドリーについて語るためだ。

このシリーズは、1作1作にミステリという要素も含んでいるが、シリーズを通して「ホーソーンとは何者か」を明らかにしていくものでもある。

ホーソーンの外堀を埋めていくために、ジョン・ダドリーを外すわけにはいかない。

なのでこの作品だけを単体で読んだ人がいたとしたら、あまりのスッキリしなさ具合に怒りすら感じてしまうかもしれない(´_ゝ`)

まあ、シリーズのなかで敢えてこれを選んで読む人はいないと思うけどね。
どうせなら前作の方が初見向きだし。

今回も虚実織り交ぜた話の展開は面白くて、一気に読んでしまった。

まさか登場人物の歯科医の顧客のひとりがユアン・マクレガーだとは。

たぶん本人にも許可を取っているとは思うんだが、実在の人物の名前が出てくると妙なリアリティが生まれて不思議な感覚になる。

それが狙いなのは間違いないんだろうけど。

シリーズの中で一番人気の前作に比べて、今作はだぶん一番不人気になりそうな予感がするが、シリーズが最後まで刊行されたときには、おそらく特別な意味を持つ一冊になるかもしれない。

わからんけど。

とりあえず次は久々のアティカス・ピュント〉シリーズの『マーブル館殺人事件』かな(´_ゝ`)