複雑系の初心者向けの本には必ずといっていいほど出てくる「ローレンツ・アトラクタ」のエドワード・ローレンツが昨日死んだそうです。享年90歳。逆にいうと「まだご存命だったんだ」と驚いてしまいますね。「特殊相対性理論のローレンツ変換のローレンツとは別人」などと註釈を付けられるくらいだからとっくに歴史の人って感じでしたし。とにもかくにもご冥福をお祈りします。
なんだかんだ言って複雑系研究はいつの間にやらどこかに行ってしまいましたね。90年代後半のお祭りが最初で最後の夢だったような気がします。カオス理論は全然生きていますけどね。
あの複雑系研究の過熱から生き残ってさらに飛躍した人ってスティーブン・ウォルフラムくらいしか思い浮かびませんし。少なくとも一般のレベルでは彼の作った数学ソフトのマセマティカぐらいしか認識されていないと思います。さらに言えば、日本では研究らしい研究はされてませんでしたしね。予算の都合もあったでしょうし。
それとも見えないところで研究が続いていたりするのでしょうか？
ひっそりとやりながら再び花開くのを夢見てるってのもカッコイイですけどね。「こちらお値段つきませんが…」とブックオフの店員にエロ漫画を突き返されて「そそそそそちらで処分してもらえますか？」って言うのはカッコ悪いですけどね。汗だくで。じゃあ死ぬよ。汗だくで。
サーバの不調にイライラして仕事が進みません(｀曲´)
