レイプマンN.Y.に行く(そして射殺)

昨日飯食いながらボヘーっとテレビ観てたら、クイズ番組で「風鈴の由来は?」的な問題をやってて、答えは結局「占い」だったのだけど、その解説が微妙に納得いかずひとり不機嫌になってました。クイズの解答の解説で、「唐の皇帝の岐王が風鈴で占いを始めたのがその由来」みたいな感じで説明されていたけど、唐の皇帝に岐王なんてやついません。よしんば李茂貞のことだったとしても皇帝じゃないし。ずいぶん杜撰な番組作りしてんなぁ…と思ったのでそれなら観なきゃいいじゃんよもう。はい観ません。

むかし学生の頃に教授が「民放はでっちあげがうまい」みたいなコトよく言ってました。逆にNHKは「石橋を叩いておいて渡らないからすごく疲れる」とも言ってました。人員や予算の関係もあるんでしょうね。民放でNHKなみの番組作ろうと思ったら1時間番組で30分以上CMとかって状態になっちゃうかも。こんだけウダウダ言いながら結局飯食ってる時くらいしかテレビ観ないんですけどね。
何もしないでテレビだけ観る番組ってたけしのTVタックルと格闘技くらい。あとはNHKスペシャルとかの特番で興味ありそうなのだけ。
むかしからあまり観てなかったけど、最近は興味がないとか面白くないとかって理由よりも、観てるだけで不機嫌になることが多くなったからテレビはあんまり好きじゃない。心が狭いからおばさんが出てるだけでもイライラしてきたりします。なんだか昔のアイドルとかアナウンサー崩れとか女お笑い芸人とか、30超えて頭悪そうなおばさんがはしゃいでんの観てると脱腸起こしそうです。やれやれ。

本当の風鈴の由来。
皇帝が夜伽するときに、後宮にいる妻妾から宦官がその日の相手を数人見繕って、盆に女の名前が書かれた札を表にして並べて皇帝に差し出します。皇帝はその中から自分の相手をひとりだけ選び、その札を裏返しにします。その盆を持って宦官は外に出て、待機している別の宦官に皇帝の選んだ札を手渡します。
そしてその札の女の居まで行って、玄関先で「今夜の相手に選ばれました」という合図を送ります。このときに使われるのが風鈴です。
風鈴の音を聞いた女は女官に準備をさせ、全て整うと女官を退出させ外の宦官に「用意できました」と風鈴で合図を送ります。
そして皇帝を迎え入れるわけです。夜伽の最中にも宦官は外ではべり、「何月何日何時何分、○○(女の名前)相手す」と記録をとります。跡継ぎが生まれたときに照合するためです。
そして時間がくると「お時間になりました」といって強引に皇帝と女を引き剥がし、皇帝は自分の寝室まで運び込まれます。
この間、皇帝や後宮の女性と宦官が会話を交わすことは一切ありません。言葉として発するのは「お時間になりました」だけです。
ここまで形式化するのは特定の後宮の女と宦官が結託するのを防ぐためで、たとえば世継ぎを産んだ女性が正室となり皇后になる場合に、便宜を図った宦官までもが権勢を得るようなことがないようにするためです。というのが俺の考えた風鈴の由来。もちろん全部妄想ですけども。

マグネットジョーに気をつけろ!