あなん

『日本のいちばん長い日』を観てきたわけだが(´_ゝ`)
もともとのオリジナルと比べて、かなり親切な作りになってると思う。

オリジナルの方は8月14日の正午から8月15日の正午までの24時間のあいだの出来事を、時系列に沿って閣議とか青年将校たちのクーデターとかの話を淡々と進めていくだけ。

阿南陸相とか米内光政とか、そのへんの人物について知らないとよくわからんまま終わる。
昭和天皇も当時存命だからあまり出せてないし。
そもそも後ろからの姿だけでご尊顔も出していない。

リメイクは鈴木貫太郎内閣の成立から始まって、阿南惟幾陸軍大臣をメインに置いて話を進める。
だからそれぞれの位置関係がわかりやすい。
その分緊迫感はなくなったけど、逆にオリジナルの作りを今やったら駄作になっていた可能性の方が高いから良かったと思う。

青年将校のクーデターの流れはほぼ同じ。
畑中大佐の役の人はいい演技をすると思う。
なかなかいい俳優さんじゃないかと。よく知らんけど。

名作には一歩及ばずだったけど、良作といっていいかと。

ちなみに朝9時からなのに満席だった(´Д`)
スカスカだと予想してたんだけどね。
当然そのあとの回も満席。

明日は『ジュラシック・ワールド』ですかね(´_ゝ`)