けいぞうさん

『喰うか喰われるか 私の山口組体験』を読んだ(´_ゝ`)

溝口敦先生の「溝口」って、溝の口から取ってたんやね。

高津区育ちってことをこの本で初めて知った。
めっさ親近感(´_ゝ`)

ちなみに俺が子供の頃は、溝の口はわりと「ヤクザと労働者の街」ってイメージが強かった。
97年にマルイができた辺りから大きく変わっていったように思う。

都市伝説的な話では、KSP(かながわサイエンスパーク)を建設するための土地を、川崎市が地元ヤクザに頼んで用立ててもらった(つまり住民を立ち退かせた)って聞いたこともあったし。
これは昭和53~54年頃の、まさに俺が生まれる前後の話なので暴対法とかの前やね(´_ゝ`)

あと溝の口にある帝京大学病院に稲川会の稲川聖城が入院してたのも、ヤクザがうろついていたひとつの要因だったんじゃないかと睨んでいる。

いずれにしろ、そんな時代背景と地域的な背景から、この本は個人的にめっちゃ臨場感があって面白かった。

ジャーナリストならではの、渦中にあった人にしか書けない本やね(´_ゝ`)