壊れ麩酢かや

『%が分からない大学生』という本が少し前に話題になったけど、オレが大学生の頃も『分数ができない大学生』という本がベストセラーになってた。

多分、今も昔も数学教育が変わってないから、この問題の根幹は変わらんのだろうね。

数学といえど高校数学までは決して難しいものではない。むしろ簡単だ。
数IIIにせよ数Cにせよ、基礎的なことまでしかやらない。
万人が理解できるようにカリキュラムが創られてるのだから当然だけど。

それでも苦手意識を持ったり、難しいと感じてしまう人が少なくないのは、教える側に問題がある。

オレが小学生のころ、「国語はいくつも答えがあるが、算数は答えがひとつだ」的なことをいう恥知らずな教師がいた。

んでもって今も少なからずいるらしい。

そして度々話題になるけど、かける数とかけられる数が間違ってると×(不正解)を食らうらしい。

6×4と書くべきところを4×6と書くと点数がもらえないんだと。

話を突き詰めると、こうせざるを得ないほどに教師の能力が低いのだとか。

こんな理不尽な仕打ちを食らえば、算数も数学も嫌いになるよね(´_ゝ`)

学問というものを全く理解していない教師に教わる学生は不幸だが、致し方ないのだろう。

今のまま教育が変わらないなら、20年後も『〇〇が理解できない大学生』という本が出版され続けることは間違いない。