とある本を読んでたら、エビングハウスの忘却曲線について書かれてて、これが1800年代の論文だったと知って驚いた(´_ゝ`)
調べてみると、ヘルマン・エビングハウスじたい、1850年生まれで1909年に亡くなってる。
色んな本で100年以上も前のものが引用されているのはまだしも、なかには堂々と間違ってるものもあり、その意味でも巷間に溢れるHow to本は信用ならんね(´_ゝ`)
ついでに調べてたらヴェーバー‐フェヒナーの法則で有名なグスタフ・フェヒナーも19世紀の人。
心理学という学問がなかなか進歩を遂げるのが難しいのが見て取れますな(´_ゝ`)
ところで忘却曲線を近似する関数がエビングハウスの著書にも書かれているらしいが、文系の人はこういう方程式をちゃんと理解できるのだろうか?
対数は使われているものの、高1レベルのものだけど、心理学が文系に区分けされている日本だと忌避されてそうだよね。
というか、文系であっても統計学と数II・Bくらいまでの簡単な数学はどの学問分野でも必要だと思う。
じゃないとソーカル事件のようなことがまた起きて、そのたびに文系学問の権威が失墜していくことになりかねない(´_ゝ`)