わんちゃい

『一人っ子の国』を視た(´_ゝ`)
Amazonプライムのオリジナル作品?

想像通りのドキュメンタリーで、多くの人がイメージする通りの内容だと思う。

とはいえ、それは我々がまだ「一人っ子政策」が行われていた同時代の人間だからなのであって、未来のためにはこういう作品は残しておいた方がいいよね。

そして当然、これは単なる歴史の話ではなくて、今も続く国家政策への鋭い警鐘でもある。

さらに言えば、その「国家」とは中国のことだけじゃなくて、日本やアメリカにも当てはまる。

この作品の語り手は、中国生まれで現在アメリカに住んでいる女性。

最後の方で「妊娠中絶を強要する国に生まれて、中絶を規制する国で暮らしている」と語っていた。

アメリカの妊娠中絶規制もまた、女性の身体を自分自身が「自由にできない」という点で同じだと述べている。

自由の国といいながら、アメリカも驚くほど個人の自由がないような印象を、食や教育に関する話を視たり聞いたりするたびに感じる。

日本も政府の規制は意外なほど強く、貧困層が這い上がれない仕組みを懸命に守ってる。

三権分立なんて建前だけの恣意的な司法がまかり通っているのは誰もが知るところ。
中国や韓国を笑えない。

いろいろと考えさせられる作品だったなぁ(´_ゝ`)