前作の『オリエント急行殺人事件』が2017年だったことに衝撃を受けつつ。
時間が経つの早すぎや。
とりあえず、今回の感想としては「映像作品にしちゃうとミステリの難易度って下がっちゃうよね」って感じ?
第一の殺人が行われた時点で、犯人特定できちゃう作りになってるのは致し方ない(´_ゝ`)
俺は基本的に映画を観るときはストーリーの先読みはしないようにしてる。
年間200本とか視てると、作品全体の時間進行と配役からある程度読めてしまうようになっちゃうからだ。
そうなると純粋に楽しめなくなるので、なるべく頭は空っぽにしながら観てる。
それでもミステリという性質上、犯人は誰か?って考えちゃうのは必然だよね。
そして簡単に読めてしまうのも重ね重ね致し方ない。
小説なら、叙述トリックやミスリードの手法で読者を欺けるけど、映像となるとどうしても伏線として映しておかないといけないから、推理が容易になっちゃう。
それでもかなり面白かった。
俳優陣の演技力もさることながら、前半の映像美が素晴らしい。
後半がほとんど船の中だけで話が進むから、予算を前半に集中できたんだろうね。
このシリーズ、出来る限り続けて欲しいなぁ(´_ゝ`)