なんか飯を食う時にたまたまついてたテレビで、「Windows95の発売がインターネットを普及させた」みたいなナレーションがあって「おいおい」と思ってしまった(´_ゝ`)
確かにグラフィカルなインターフェースが、一般の人たちのPCへのハードルを下げたことは間違いない。
でも95発売によって普及したというのは言い過ぎ。
実際、初期バージョンではパソコン通信はともかく、そのままでインターネットに繋げられるのは相当な知識と技術を持った人だけだった。
インターネットに繋ぐには、別売りのMicrosoft Plus!を買わなくちゃいけなかった。
これでIEを導入してた。
そう、当時はブラウザが有料だったのだ(´_ゝ`)
なので、「95がネットを普及させた」のではなく、「ネットの普及によって95が進化した」という方が、因果関係としては正しい。
もちろん、OSR2以降では標準搭載されることになったため、相互作用的に普及していったのは確かだ。
でも当時をリアルタイムで生きてた自分としては、95年当時はまだパソ通の方が主流で、インターネットが「普及」と言えるほどに流行ったのは97年以降だったように思う。
というか、実際により一般に広まったのはADSLが安く利用できるようになってからで、その意味では2000年に入ってからともいえる。
過小評価されてるけど、日本のネット普及に一番貢献してるのって、たぶんソフトバンクの孫さんなんじゃないかなぁと思う。
テレホーダイ無しで常時接続で安く繋げられるようになったからこそ普及したわけで。
異論は認めますが(´_ゝ`)