かんさんじゅん

『大日本・満州帝国の遺産』を読んだ(´_ゝ`)
ぶっちゃけ、背表紙のタイトルだけみて買ったので、溥儀の生涯を追う内容かなと思い込んでた。

蓋を開ければ、岸信介と朴正煕。
しかもかなり専門的な内容。

歴史はあとから俯瞰でみるといくらでもこじつけられるが、多分、当時の彼らは目の前の物事に対して、その時その時の「最善」を行おうとしてたんだろうね。

あとから「こうだった」という説明はちょっと牽強付会というか無理やりなこじつけが過ぎると思うけど、専門家がそれなりの根拠を示しつつ説明すると説得力を持っちゃうね(´_ゝ`)

やや難しい部分もあったけど、わりと面白かった。
なんで半島が反日なのかという点も含めて、いまの韓国を理解する助けにはなると思う。

とりあえず満州(というか溥儀)について知ろうと思ってた当初の目的を達するために、次は『ラストエンペラーと近代中国』を読む。
これはさすがに間違いないじゃろ。

ところで著者のひとりの姜尚中さんって、サンデーモーニングに出てる人?(´_ゝ`)