じゃれどへす

ナポレオン・ダイナマイト』を視た(´_ゝ`)
2004年の映画。

20年前とは思えないくらい古臭く感じる。
80年代?みたいな印象。

まあ20年くらい前だと、日本でも田舎の方は古い空気が残ってたとは思うけど。

今や「田舎」といっても時代に取り残されているようなところは少なくて、単に都会よりもちょい不便って感じだものね(´_ゝ`)

んで80年代~90年代の空気が作中にずっと漂っている上に、主人公が典型的なオタクなので、俺の中学・高校時代をめっちゃ主ださせる。

こんな感じではなかったけど、雰囲気はほとんどそのまま。
たぶん、当時の俺だったら主人公と友達になってたと思う。

この作品を楽しめるかどうかは、オタク気質があるかどうかによって変わるかもしれない。

視る人の感覚によっては、主人公側の行動原理がさっぱり理解できない可能性もある。

ジャミロクワイで踊るシーンとか含めて、流れとしては『キング・オブ・コメディ』を彷彿とさせなくもない。

ちなみにオタク気質といっても、ステレオタイプなオタクとして描いてない点も素晴らしい。

安易にアニメとかマンガとかのオタクカルチャーにハマっているだけのシーンを入れていないのが、逆にオタク気質をうまく描けてて感情移入しやすい。

この辺、ヘタな作品は「オタク=アニメファン」みたいな安易な描き方をしちゃうからなぁ。