『ウェイバック-脱出6500km-』を視た(´_ゝ`)
ひたすらシベリア抑留から逃げてくだけの映画。
コリン・ファレルとエド・ハリスが素敵。
というかこの大物俳優たちの演技力だけで持ってるような作品かな。
だって逃げてるだけだもの(´_ゝ`)
でも面白いよ。
極限状態がわりと長く続くので中盤までしんどいけど。
あとちょっと違和感はある。
監督が「実話をベースにしてるけどフィクションだ」って断言してるからそれはそれでいいんだけど、実際のところ、こういう極限状態の逃亡において、女性を迎え入れることって有り得ないと思うんだ(´_ゝ`)
足手まといは切り捨ててく判断をしないと自分も死ぬからね。
少なくとも、受け入れる派と受け入れない派で割れるはず。
んで受け入れない派が多数になって、受け入れた側は多分途中で全員野垂れ死ぬと思う。
老人の場合はグループが割れることなくあっさり見捨てることになると思うけど、それは老人の場合は「見返り」がないから。
普段の生活ではともかく、極限状態では弱者や足手まといを切り捨てる判断ができないと全滅するし、その点を考えると中盤以降はちょっと違和感がぬぐえない作品だったなぁ。
まあこの女性が加わらないと登場人物の人間味が薄いままで終わっちゃうから仕方ないんだけど。
リアリティとストーリー進行の微妙なバランスだよね(´_ゝ`)