じょうじゃくじょうじゃくぅ

友人が他の人のことを「情弱」と馬鹿にしていたのを聞いて思ったのだが、本当の情報弱者ほど情報弱者という言葉を使いたがる気がする。

ネットを視ていてもなんとなくそんな気がするんだがどうか。
むしろ情報に強い人はみだりに他者を貶めるような事を言ったり軽はずみに批判したりしない。

ダニング・クルーガー効果というかなんというか。

■他者を情弱と言いたがる本当の情報弱者の特徴(俺の感覚というか感想というか)

スマホやPCで検索してるだけで、一次ソースを参照しているわけではない。
当然英語の文献を読んだりしてはいない。

CUIでコマンドを叩けるわけじゃないので、ネットワーク環境を調べることとかはできない。
というかIPについての知識が少ないので、サブネットマスクの計算とか基礎的なこともできない。

・数学や統計学の知識があまり豊富ではない。
数式やデータで示せといってもできない。
そもそもデータの見方が分かってない可能性が高い。

・正しい言葉の定義がないまま話を進める。
たとえば混合行列で使われる「再現率」と「再現性」を混同してたりする。

・そもそも「情報」について体系的に学んでいない。
情報工学情報理論どころか、簡単なプログラミングすらできない。
FizzBuzzかずんどこきよしを3分以内に実装できたら、計算量のオーダーについて語ろうか(´_ゝ`)


おそらくだけど、上記のこと以前に「自分が知っていることを知らない=情弱」と判断しているだけの可能性が高い気がする。

んでもって「自分が知らないこと=どうでもいい情報」って判断してるというか。

情報価値の判断基準が全部「自分」目線であって、客観的な指標を以て言ってるわけじゃないから、頭の悪い人ほど相手を罵る言葉として使っちゃうんだろうなという印象。

相手がモノを知らなかったり間違ったりしているのは、「たまたまその事についてだけ」の可能性も十分にあるから、その場の判断だけで他人を批判しないのが一番無難だと思う(´_ゝ`)