少し前にPC版のkindleを使い始めたことを書いたが、kindleストアに桑原 隲蔵先生や内藤 湖南先生の本が無料で揃えられてて驚いた。
これは青空文庫みたいなものなのかな?
そう思って青空文庫調べてみたら、こっちにも無料で揃ってた。
というより、青空文庫のものをkindleでも読めるようにしてあるんだろうね。
さっそく気になるのを1冊ずつダウンロードしてみた(´_ゝ`)
ふぅむ…これは俺がkindleアプリの使い方が下手なのか、ちょっと読みにくいぞ。
他のデバイスでもそうなのかな…
まあ古い書籍をこうして復活させて、しかも無料で読めるようにしてくれてるんだからあまり文句を言うものではないね(´_ゝ`)
多分、うまい使い方があるんだろうし、慣れてくると思う。
それにしても、この旧仮名遣いの文章、読んでるだけで「ザ・教養」って感じ。
宮崎市定先生の本はここまで古い文体ではないけど、今は使わない表現とか漢字があって読むのに苦労した。
桑原・内藤両先生の場合はそれ以上だろうね。
でもそれ以上の苦労があっても、読む価値はあると思う。
「最近の新聞紙の報道によると、支那の宣統〔前〕帝は…」という書き出しから、清末~民国初期のことを「歴史」ではなく「同時代の出来事」として書いてあるのがよくわかる。
こういうダイナミズムは当時の人の文章を読む以外に感じる事はできないから、その意味でもありがたい。
時間をかけてゆっくり読むかな(´_ゝ`)