ぱうんどすとん

『科学で勝負の先を読む』を読んだ(´_ゝ`)
『天才数学者はこう賭ける』の人の本。

ぶっちゃけ『天才数学者は~』と同じようなものと期待して読むとがっかりするかも。
なんというかちょっと薄い。

たぶん、『天才数学者は~』が売れたから、似たようなものを書けと出版社に言われたんかなぁと。邪推ですが。

数学や金融の本を読みなれている人であれば、一度は聞いたことがあるような話が満載。
なので目次を見てだいたい知ってたら、それ以上のことは書かれてないのでオススメはしないかな。

翻訳がひどいと評価されているけど、読み物としては悪くないので時間が余っている人はどうぞ(´_ゝ`)

でも時間が余っている人でちゃんとしたのを読みたい人は、普通にクロード・シャノンエドワード・ソープら本人が書いた本を読む方がいいと思う。

まあ、シャノンの『通信の数学的理論』は普通に数式バンバン出てくるし、最低でも重積分を理解しているくらいじゃないとキツイだろうけど。

とはいえヤコビアンが分かるレベルなら別に難しくはない(´_ゝ`)

いずれにしろ、投資とか経済理解するには、これくらいの数学知識は本来必要なんだよね。
容易なビジネス書に流れてちゃダメだよ(´_ゝ`)