もたさいくるだいあり

『チェ 28歳の革命』を視た(´_ゝ`)

このあとの『チェ 39歳 別れの手紙』をまだ視てないので評価を下すのもどうかと思うが、まあ美化してるよね。

実際、キューバでは存命中の政治家を偶像化することはできないので、早々と死んだゲバラがシンボルになっていったのは必然だし、普通にカッコいいのは多くが認めるところ。

でもカストロゲバラも、確固たる信念のもと行動してたとは思えん。

バチスタ政権を倒したかったのは間違いないだろうが、社会主義革命を成したかったといえば疑問だよね(´_ゝ`)

あと戦闘も場当たりできで、戦略的に行われたとは思えん。

その辺を忠実に描くと映画にならんから、ある程度「あとから作られた史実」がベースになるのは仕方ないところなのかな、と。

ベニチオ・デル・トロのカッコよさもあって、史実かどうかを抜きにして視れば映画としては非常にいい作品。

デル・トロ自身も、『ユージュアルサスペクツ』あたりのチンピラっぽいイメージから、渋くて重厚感ある俳優に変わった感があるのもこの頃からな気がする。

とりあえず早めに『チェ 39歳 別れの手紙』視ますわ(´_ゝ`)