ふみお

『ジェノサイドの中国史』を読んだ(´_ゝ`)

まあ、中国史をあらかた知っている人にとっては新しい情報はとくにないんだけど、視点としては面白い。

正直な話、歴史的に虐殺って視点で見れば、それは中国に限った話じゃないだろとは思う。
たぶん全ての国で似たような論で話を進めることができる。

中国だけが違うのは、いまだにその歴史の延長上にあるということ。

終わりの方で著者もそう結論付けているけど、語りたかったのはこの部分じゃないかなと思う。

これを以て「中国はこういう国だ!こういう民族だ!」という決め付けはアカンけど、近隣諸国と常に険悪な理由を知る事はできる。

同じ著者の作品をみると、タイトルだけでもかなり中国に攻撃的(台湾人らしいので当然といえば当然かも)なので、その辺は少し割り引いて読む必要があるかな。