ノーベル経済学賞でクローディア・ゴールディン教授が受賞したわけだが、今回に関しては予想できた人は少なかったんじゃないかな(´_ゝ`)
というか多分に政治的な意図が入り込んでいるのは間違いない。
ここ最近の受賞者の受賞理由をみても、貧困改善へのアプローチとか、気候変動とマクロ経済分析を統合したとか、社会問題に対しての研究が多い。
ゴールディン教授が相応しくないとはいわないが、ゴールディン教授以外の人でも受賞資格のある人が大勢いることを考えると、どこか恣意的な判断が下されている点が指摘されてしまうのも致し方ないことかと。
去年のベン・バーナンキもそうだけど。
バーナンキが金融危機への研究に関して優れた人物であることは確かだが、サブプライム問題以降にFRB議長に「たまたま」就任していた点は無視できないほど大きな要因だと思う。
ちなみに今後注目されるであろう、ノーベル経済学受賞候補の女性としては、MITのエイミー・フィンケルスタイン教授、スタンフォードのスーザン・カールトン・エイシー教授、ハーバードのメリッサ・デル教授、カリフォルニア大学バークレー校のエミ・ナカムラ教授あたりが挙げられるかな。
全員ジョン・ベイツ・クラーク賞を取ってる女性。
20~30年後くらいにこの中の誰かが受賞したら褒めて(´_ゝ`)
個人的にジョン・ベイツ・クラーク賞を取ってまだノーベル賞をもらっていないスティーヴン・レヴィットとダロン・アセモグルは彼らの著書が好きなので受賞してほしいけど、アカデミズムというよりもジャーナリズムに寄り過ぎてるから難しいかな。
でもって日本人は当分無理だと思う。
エミ・ナカムラ教授は日本人ではなく日系人ね。