『カセットテープ・ダイアリーズ』を視た(´_ゝ`)
国は違えど、80年代の雰囲気ってこんなんだったよねっていう映画。
40代半ば以上にはだいぶ刺さってくるんじゃないかしらね。
実際のところ、「親や教師のいう事」の影響力は今の比じゃなかったと思う。
だからこそ日本でも受験戦争がめっちゃ激化してったわけだし。
一部の若者は「そうじゃないだろ」と思いつつも、大人に対する反論ができなかった。
今と違って、「勉強しない言い訳」としての理論的支柱がなかったからだ。
今は学校に行かなくても勉強できなくても、わりと人生なんとかなる時代なので反論できるし、そもそも身の回りにいる「大人」が親や教師だけじゃなくなった。
むしろ勉強ができたところで…って時代だしね。
5教科の平均点が50点の子が、60点になる事に当時は意味があった。
でも今はそんな毒にも薬にもならないレベルなら、別のスキルを磨いた方がよっぽどマシになってる。
いつの時代も「時代の変革期」ではあるけど、80年代後半の変化をブルース・スプリングスティーンの歌詞に仮託させながら結構リアルに捉えてて面白かった。
80s好きなおっさんは視よう(´_ゝ`)