まくまなす

『レッド・アフガン』を視た(´_ゝ`)
1988年の映画。
タイトル通り、ソ連のアフガン侵攻の話。

アメリカ制作なので、ソ連軍の兵士がみんな英語しゃべってる。
その点がめっちゃ違和感。
スターリンの葬送狂騒曲』もそうだけど、ロシア語じゃないのでストーリーに没入しにくい。

それでもかなり良くできてる。
というか、あまりないタイプの戦争映画。

まあ、それも「こちら側」が米軍じゃないって点が大きいかな。

もしもこのストーリーが、ソ連軍とムジャーヒディーン(当時は米軍が援助してた)の戦いじゃなく、アフガン民主共和国VS米軍だったら、まったく違った展開になってただろうな(´_ゝ`)

この当時の国際情勢を見ると、ムジャーヒディーンへの援助国はアメリカ以外ではパキスタン、中国、イラン、イラクと今では有り得ない国々が並んでる。

その意味でも、もうこういう映画は作れないだろうね。
作ったとしても、勝手に「ソ連側の視点」をアメリカが描くことはできないと思う。
やったらプーチン激おこだろうし。

ところでスティーブン・ボールドウィンも出てたみたいだけど、今と全然違うから気付かなかった。

この7年後の『ユージュアルサスペクツ』以降なら見分けがつくんだが(´_ゝ`)