『明日をどこまで計算できるか?』を読んだ(´_ゝ`)
予測学でいえば、フィリップ・テトロックの『超予測力』が有名だけど、こちらの本はそれより10年近く前に書かれた。
『超予測力』が政治・経済に寄っているのと対照的に、『明日をどこまで~』の方は理系分野にも及んでる。
というか理系の本だからあまり有名になってないのかな。
言ってることは同じようなものなんだけどね。
エドワード・ローレンツとか、何人か同じ名前をちらほら見るし。
でもモデルそのものの不確実性と、現象の不確実性についての理解は、理系じゃない人には難しいかもしれない。
理系の人間にとっては当たり前なんだけどね。
あと、タイムリーというかなんというか、真鍋叔郎先生の名前も3か所ほど出ていたのが読んでて嬉しかった。
ノーベル賞取る前から、やっぱり気象学の分野では有名だったのね(´_ゝ`)
それにしても本書が書かれてから15年くらい経っても、やっぱり数理モデルは難しいままなのね。
データサイエンスが勃興してはいるものの、本質的な部分で変わってないからねぇ(´_ゝ`)
でも相変わらず予測で儲けている人たちは多くて、しかも場合によってはそういう人たちは社会的にも敬われているからマジで羨ましい。
俺も頭弱い人たちを騙して金儲けしたいです(´_ゝ`)