内容はまあ文字通りの魏晋南北朝が終わり隋から唐の滅亡までの概観。
唐の滅亡の部分はサラッと書かれてるだけなので、どちらかというと両税法や律令制、節度使などの藩鎮体制についての記述が多い。
歴史というより、体制についてが主軸なので、唐の滅亡の部分はたった1行。
物語的に書かれているわけじゃないのでなんだかアッサリ。
ところで俺は歴史というものを正式に学んではいない。
高校2年までは日本史・世界史の授業はオマケ程度にはあったけど、3年になってからは理系の授業のみになったので、もしかしたら普通の人が常識的に持っている知識が欠けている可能性がある。
本は読んでいるけど、「これくらいは前提も前提だからいらないよね?」って感じに話が進むと、ちょっと困ったりもする。
今回、後ろの方で「アンシャン・レジーム」という言葉が出てきて、何を指しているのかさっぱり分からなくてわざわざネットで調べた。
なんてことはない、「旧体制」のことなのだが、これって世界史を履修している人にとっては当たり前の用語なんだろうなぁ。
フランス革命以前のブルボン朝の体制を言うみたいだけど、ブルボン王朝もまた分かってない俺(´_ゝ`)
年取ると歴史が面白くなってくるのだが、こういう基礎的な知識の欠如が辛いね。
理系選択しちゃったので致し方ないけど。
なので今はYouTubeで高校生向けの世界史の動画とか視てる(´_ゝ`)
とくに佐藤幸夫先生のやつがお気に入り。
さて、次は『五代と宋の興亡』でも読みましょうかね。