『世間とズレちゃうのはしょうがない』を読んだ(´_ゝ`)
伊集院さんは折に付け養老先生と対談しているけど、本になったのは初めてじゃないかな。
ラジオとかで養老先生と話すときに、前のめりでテンション上がってるけど、文字になってもそのうっきうきなのが良く分かる。
養老先生の本はかつて『唯脳論』を睡魔と戦いながら読んで、「ああ、学者先生の文章だなぁ」と思っていたが、『バカの壁』以降は編集やライターが書いているので読みやすくなった。
今回も対談本なので、先生の話のエッセンスだけが取り出されていて読みやすい。
第6章あたりで、自分で書いてない方がいいみたいなことを言ってるけど、今やそれが当たり前になってきてるよね。
昔はゴーストライターってどこかマイナスの響きがあって、本人もやましさを感じていたけど、『バカの壁』で養老先生が「自分で書いてない」って堂々と宣言して以来、こういうスタイルの著書は増えた気がする。
西村ひろゆきとか完全にそうだし、芸能人の書著のほとんどはそうだろうね。
伊集院さんは自分で書くのが好きみたいだけど。
とりあえず、社会や将来に不安を感じてる人は読んでいいんじゃないかな。
単純に面白いし(´_ゝ`)