『クライム・ゲーム』を視た(´_ゝ`)
いやー、なんつーか高級食材をそろえて、インスタント食品以下の料理を作れるのもある意味才能やね。
作品を通してのメッセージ性とか、「こういう感じに描きたいんだろうな」というのは伝わるんだけど、どうにも脚本と監督の力量不足というか。
監督はスティーヴン・ソダーバーグだから脚本がダメなのか…それともソダーバーグの腕が落ちたのか。
といった面々が出てるのに凡作に成り下がっているのは勿体ない。
もしかしてキャストに金をかけすぎたせいで予算尽きたか?
タイトルの『クライム・ゲーム』も、後半になるとちょっと意味を持ってくるのが分かるけど、それまでのもったいぶった話の持っていきかたのせいで何も面白くない。
ソダーバーグ監督の作品だと『エリン・ブロコビッチ』が好きなのだが、同じ社会問題を扱う系のものとしてもう少しストーリー展開を練って欲しかったなぁ…
企業からの横槍が入って、こういう形でしか公開できなかったって話だったら逆に面白いけど(´_ゝ`)