るいすごるどばぐ

『スピリチュアルズ 「わたし」の謎』を読んだ(´_ゝ`)
橘玲先生の本ね。

タイトルからして、橘先生の本じゃなかったら手にすら取らなかっただろうと思う。
というかそういう人多そう。

おそらく、著者本人も書いてるが、「性格診断」等に関する考え方の違いがこれまでの本との違いとして出てきたんじゃないかと。

まあそれでも橘節は健在なので面白さは変わらんけどね。

俺的にはそれまでのビッグファイブの説明に敷衍して最後の方に書かれてた「自己啓発書は8つのタイプに分かれていて、自分のパーソナリティに合ったものを選ぶ必要がある」って点と「人文科学は自然科学に吸収されつつある」って点がとくに響いた。

なるほど、自己啓発本全部が全部だめだとは思ってはいなかったが、合う合わないがそのそも個々人のパーソナリティによるものだとは考えなかったなぁ。
言われてみれば当然なんだけど。

あと人文科学系はまさに単なる「文系知識人」じゃ何もできない域に来てるよね。
少なくともある程度の数学と統計学が分からんと話にならん分野増えてるし。

大学は学部・学科に関係なく、数II・Bくらいまでは必須にした方がいいと思う。
このレベルの数学が理解できない程度の理解力じゃ、文系学問やったところで大したことできんからねぇ(´_ゝ`)