あまり詳しく書くつもりはないけど、とある人がとある事件に関して、「顔を見ればその人のひととなりは分かる」みたいな事を言ってて話題になってたね(´_ゝ`)
「顔を見ればヤバいやつかどうか分かる」みたいなことを事後で言う人はいるけど、事前に言う人はほぼいない。
んでこういう人には「嚢中の錐の故事を読め」と言いたい。
実際のところ、人物を表面的な部分だけで理解することは不可能だ。
その判断はだいたい間違っている。
「刑事のカン」みたいなものは無い。
警察官を何十年やろうとも、犯人かどうかを直感で当てられるようになる事はない。
カイザー・ファングの『ヤバい統計学』や、フィリップ・テトロックの『超予測学』でも触れられている。
人事部の人が何千人面接しようとも同じ。
その入社志望者が有能かどうかを見定めることはできない。
ただ、どちらも年数を重ねるごとに自信だけは上がっていくらしい。
「自分は人を見る目がある」と思っているその根拠はまったく意味のないものであるにも関わらず。
実際に人を見る目があるなら、事後じゃなくて事前に指摘してもらいたいものだよね(´_ゝ`)