『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』を視た(´_ゝ`)
ブラックパンサー党の話。
マーヴェルの『ブラックパンサー』でウカビ役をやってるダニエル・カルーヤがブラックパンサー党の幹部として出てるのがちょっとしたブラックジョーク。
ブラックパンサー党は急進派で、武力闘争も辞さない系なのであまり支持は得られてないが、この映画で社会主義・共産主義的な思想を持った極左組織だということも初めて知った。
そりゃキング牧師とかに比べて大っぴらに支持は得られんわな(´_ゝ`)
主人公サイドが共感を得られない組織なせいか、興行的にはあまり成功しなかった模様。
俺も右側の人間なので共感はできない。
が、作品としてはかなりいい。
登場人物の心の機微がちゃんと描かれている。
思想はともかく、映画としての完成度は高い。
あと個人的に、”マット・デイモンとフィリップ・シーモア・ホフマンの中間くらいの人”ジェシー・ロン・プレモンスの演技がいやらしくて好き。
『ストレイト・アウタ・コンプトン』でスヌープ・ドッグを演じたラキース・スタンフィールドも良かった。
ダニエル、ジェシー、ラキースの3人の熱演がなければここまでの完成度にはならなかったと思う。
実際、ゴールデングローブ賞取ってるしね(´_ゝ`)