「日本では女性取締役が増えると業績が低下する」ってニュースが話題だけど、これって経営学ではとっくに常識なのよね(´_ゝ`)
今のジェンダー平等とかポリコレ的な風潮から大っぴらに言われなかっただけで、女性が入ると業績が下がるって実例やデータはいくらでもある。
実際、2007年にスジン・ホーウィッツとアーウィン・ホーウィッツが出した論文および2009年にアパーナ・ジョシとヒュンタク・ローが出した論文でそのことが指摘されてる。
かいつまんで説明すると、組織パフォーマンスを高める「多様性」というのはタスク型の人材多様性のことで、デモグラフィー型の人材多様性はむしろ下げてしまうということ。
タスク型の人材多様性とは、たとえばプログラマばかりの集団に法律知識を持った人材を加える、といったことだ。
デモグラフィーというのは人口統計学的な属性のことで、国籍や人種や性別や年齢や学歴などの分類基準を指す。
そりゃ、能力を無視して「女性だから」とか「〇人だから」とかで役職を与えてたら、結果を出すための働きはできないだろう。
「女性の割合を増やす」ではなく「能力を持った女性の割合を増やす」ことをしないと意味がない。
んでそういう事は左派リベラルやフェミニスト以外は全員が分かってた。
分かってたことが、結果として表れてきただけの話。
女子枠もいい結果を生まないだろうってことは全員が分かってるけど、同じような理由で押し切られているわけで。
クラウディア・ゴールディンさんみたいに、ノーベル経済学賞を取るような「女性」が女性にとって不都合なことを言わないと、多分こういう真実は直視されないんだろうなぁ(´_ゝ`)