しるばぶれと

『人月の神話』を読んだ(´_ゝ`)
いわゆる古典的名著。

なんせ原著の発行が1975年だからね。
俺より古い。

がしかし。
50年近く経ってるのに、大半が今も当てはまることばかりとはこれいかに。

もちろん、「プログラミングは高水準言語を使うべき」みたいな、今だとまったく無意味な文章もいくつかあるにはある。

※念のために言っておくと、高水準言語やライブラリやフレームワークAPIを使わないプログラミングはほとんど不可能に近いので、逆に使わないという選択肢がないため。
もちろん機械語アセンブラを使うことはできなくないが、そっちの方がむしろ大変。

ちなみに俺が読んだのは【新装版】で、原著から20年記念のやつ。
それでも1995年なので、新しく追加された文も古典の部類に入る。

んでもって人類はアホかと思われるくらい、このフレデリックブルックス・ジュニアの名著が有効なままだったのだが…

もしかしたら「銀の弾丸」がいよいよできたかもしれない。
ここ最近話題のChatGPTだ。

これによってソフトウエアの開発工程は劇的に上がってるし、下手したら個人での開発が企業と伍してしまう可能性すらある。

これまでとまったく違ったパラダイムになるかも。

古典的名著が、50年目にしてようやく通用しなくなる時代がくるかもしれん。


ところで今調べたら、俺の持ってる版はAmazonで5,298円になってるんだが(´_ゝ`)
なんでプレミアついてるんだ?