『最後の決闘裁判』を視た(´_ゝ`)
公開当時、観に行こうかどうか迷っているうちにタイミングを逃して行かなかったんだよな。
しかも当時はやたら評価低かったし。
マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレックと錚々たる面々が出てるのにこれだけ評価低いってことは駄作なのかな…と思っていたが、実際視てみたら理解した。
というかトレイラーが悪いよね。
もっとバチバチに戦う話かと思うやん。
単なる痴情のもつれ。
しかも登場人物が総じてバカ。バカというか好感が持てないというか。
ストーリーの展開も、なんか『羅生門』とか『桐島、部活~』みたいに視点を切り替えて進めるものの、別段切り替わったところで新たな真実とかが明らかになるわけではない。
それぞれの多少の感情の機微の違いくらい?
なので3回分、同じ場面を繰り返し視させられるだけ。
登場人物に好感が持てないので、最後の決闘シーンもどっちが勝とうがくそどうでもいい。
「こっちに勝ってほしい」という感情移入がしにくい。
まあ実話ベースだから仕方ないのかな。
それならそれで、変に視点切り替えとかしなきゃよかったのにと思う。
無駄に長くなってる。
タイトルが違って、トレイラーで変に煽らずにいて、かつ上映時間がもう少し短かったら興行も失敗しなかったんじゃないかな。
悪くない映画なので、公開当時の低評価よりは今はもう少し落ち着いた評価になってる。