『ザ・タウン』を視た(´_ゝ`)
ベン・アフレックのやつ。
視ようと思いつつなかなか視れなかった。
実は数年前にDVD借りてたんだけどね。
どうにも「悪人が罪を隠して生活して、知り合った人のためにいい人になります」系の話はあまり好きじゃなくて。
学生時代に不良・ヤンキーだったやつとか、イジメをやってたやつは、大人になって「いい人」になったからといってやってきた事が清算されるわけじゃない。
やられた側は一生恨んでいるし、その恨みが何かの拍子に身に降りかかってきたとしても自業自得なわけで。
もちろん、被害者側が私刑として復讐することを奨励するつもりはないし、そこは話が違う(´_ゝ`)
でも、たとえば俺をボコボコにした連中が目の前で死にそうになっていて、俺が助けられる場面に遭遇した場合、俺は手を差し伸べないってだけ。
この映画も主人公サイドの視点で描かれているから、なんとなくいい人になっていく過程を視て許してあげたい気持ちにはなるけど、悔い改めたらOKっていうキリスト教的な価値観じゃない日本人にはしっくりこないんじゃないかなぁ…
どちらかというと、北野武監督の「俺の映画では、銃を使ったやつは幸せになれないようにしてる」っていう考えの方が近い。
まあストーリー的な好き嫌いもあると思うけど。
俺が単純に復讐物語が好きなだけかもしれんが。
実際の社会で復讐はアカンから、余計にフィクションとしての復讐モノはカタルシスを得るのかもしれん。