まーた藤巻健太衆議院議員が「古文漢文よりも金融経済を学ぶべきではないか」とかトンチンカンなこと言ってるね(´_ゝ｀)
前に「三角関数よりも金融リテラシー」で炎上したから、こんどは攻撃の矛先が向きにくい教科を言ったんだろうか。
この人は教育というものの本質を分かってないというか、「何かを学ぶには何かを学ばないという選択をしないといけない」とでも思い込んでいるのだろうか。
学校教育の教科は、何が重要で何が重要でないとかいう視点で考えるべきではない(´_ゝ｀)
それは生徒それぞれが個人で決めるもので、選択の幅を狭めるようなことを外野が言っちゃだめ。
金融や情報、医療についての知識を教えるべきという事については単純に賛同できるけど、だからといって他の教科が要らんというのは違うんじゃないかね。
とくにこの人、金融リテラシーが必要といいつつ数学要らんとかわけわからん事言ってたし。
「包丁の使い方より、料理を覚えるべきではないか」みたいな感じ？
投資詐欺とかに騙されるのは、金融リテラシーが足りないからというより、不自然な利率に気付けない数学的知識の欠如にあるだけ。
等比数列の和という高１レベルの数学が分かってれば問題ないわけだし。
ちなみに三角関数は実生活では使えないとかいう人いるけど、それは使う場面がない仕事に就いてるだけ。
たとえば今話題のChatGPTのアテンション機構では単語をベクトル化してるわけで、ベクトルの内積には当然三角関数は使うし。
別に「古文漢文を学ぶべき」というつもりもないが、「金融経済を“代わりに”教えるべき」というのは相変わらずズレたことを言ってるなと思った次第でした(´_ゝ｀)
