同一興行でボクサーが2人亡くなったニュースは衝撃だったと思う。
格闘技ファンとしてはやはりこの深刻な事態に少なからぬショックを受けている。
前々から、過度な減量については批判の声も多かった。
選手としては出来る限り有利な階級で戦いたいから、体へ負担がかかるのを承知で無理をしていたわけだが、命を削って競技することにはいくらかの制限が必要だと思う。
たとえば井上選手と対戦したことで有名なテレンス・ジョン・ドヘニー選手だが、ラミドとの試合では前日計量55.2kg→試合当日67.8kgという有り得ないリバウンドをしている。
1日で12.6kgを戻すなんて、誰がどう見ても正常じゃない。
負担がかからないはずがない。
ONE Championshipでは、体重の測定のほか、ハイドレーションテストを課している。
この尿比重検査は、いわゆる「水抜き」による減量を禁止するものだ。
また、プロボクシングとは違い、アマチュアボクシングでは当日計量を行う。
ぶっちゃけ、厳しいかもしれんが、ONEのハイドレーションテストに加え、前日と当日の2回計量を行うことが安全面でもベターだと思う。
とにかく出来る限りの安全面を考慮していかないと、興行じたいできなくなるし、さらにいえば競技自体が消滅しかねない。
亡くなってしまった2名の選手の冥福を祈りつつ、今後同じような事故が起こらないためにもすべての格闘技の運営には選手の安全を徹底的に確保していただきたい。