びりびん

マネー・ボール』の完全版が100円で売られてたので買って読んでるのだが、何が完全なんだ??

前に読んだランダムハウス版と何が違うんだろう?

買ったときはこの完全版(早川書房)のやつの方が厚く見えたけど、調べてみるとページ数もほぼ変わらず。

「割愛してたところを訳し入れた」とあるけど、ランダムハウスが461ページ、早川完全版が462ページ。
ちょっとよくわからない(´_ゝ`)

まあ何かが違うんだろう。

俺は野球に一切興味ないので、映画版の『マネー・ボール』もわりと好き。
逆に野球好きな人には嫌われてるみたいだけど。

あと著者のマイケル・ルイスも個人的に好きで、『マネー・ショート』の原作の『世紀の空売り』とか『かくて行動経済学は生まれり』とか何冊か買って読んでる。

データ分析の本でも、ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』と並んで『マネー・ボール』は引用されてる率がめっちゃ高い。

改めて完全版を読んで、データ分析の偉大さとともに、それを実際の業務やビジネスに応用することの難しさがわかる。

正しい事を正しく行える人って、意外と少ないものだよね(´_ゝ`)