『妥協しないデータ分析のための 微積分+線形代数入門』を読んだ(´_ゝ`)
AIciaこと杉山先生の本。
サプーさんの本に引き続き、Vtuberが出してる本を連続で読んでるな。
ぶっちゃけていうと、「入門」とはあるが初心者向けではない。
少なくとも大学初年度くらいまでの数学を履修してない人にはキツイんじゃないかなぁ。
行列の固有値・固有ベクトル・対角化なんかは、数Cやってないと馴染みがないしね。
人によっては行列じたい科目から外されてた年もあるから、高校レベルだけじゃカバーできない可能性大。
以下の引用のようなコラム内の文章もあった。
”Fourier変換に慣れている人は、逆に「対角化はFourier変換の有限次元版である」と思うと理解しやすいでしょう。”
フーリエ変換に慣れてる人は確実に数学初心者ではない(´_ゝ`)
カルバック・ライブラー情報量とかも大学レベルの確率・統計だしね。
ただ、難しいは難しいけど、データ分析に必要な数学は文字通り網羅してあるので、その分野に携わるならこの1冊を常に傍らに置いておいた方がいいと思う。
そもそも本当に必要な数学を基礎的なところから丁寧に解説していったら紙面がいくらあっても足りない。
まあ、分かりにくい部分はYoutubeチャンネルとか視ればいいわけだし。
本だけで完結せずに、動画なんかのほかのメディアと併用して情報発信するやり方が今後は主流になっていくんじゃないかな。