『ザ・クライアント 依頼人』を視た(´_ゝ`)
1994年の映画。
これ、当時視てたら主人公の少年へのイライラが止まらなかったかも。
今だと逆に少年の心の機微がちゃんと描かれているのが変わる。
父親に対する怒りや憎悪が大人への不信感に繋がっていることや、最初に対応した警察官の態度がそれに拍車をかけてしまった点なんかがよく描かれているね。
長い間、視よう視ようと思いつつもようやく視れた作品なので、勝手にトミー・リー・ジョーンズを「正義の側」だと思い込んでいたため、ちょっと面食らった。
あと少年がブラッド・レンフ郎だと気付かなかった(´_ゝ`)
まあ早逝してしまったから、『スリーパーズ』や98年の『バイオハザード2』のCMの印象しかないんだけど。
『ゴールデンボーイ』以降は作品にも恵まれなかった感じやね。
あと主人公の母親、見覚えあると思ってたら『RED』の電話相談員の人だ。
『REDリターンズ』のときにすでに50歳近かったと今知って驚いた。
白人でも、実年齢よりも若くて可愛く見える人っているんやね(´_ゝ`)
原作のジョン・グリシャムが、この映画のデキに満足して『評決のとき』でも同じスタッフを使いたがったって話があるけど、それも納得のいい作品だった。
映像作品なのに、登場人物の心理描写がちゃんとできているのは素晴らしいね。
30年前の映画だけど、視てよかったわ(´_ゝ`)