こまんち

『荒野の誓い』を視た(´_ゝ`)
西部劇っぽいけど、どちらかというとヒューマンドラマかなぁ。

クリスチャン・ベイルロザムンド・パイクの演技がやはり秀逸。

わかりやすい復讐劇とか、悪玉善玉でやりあうアクションとか、そういうのを期待してる人はキツイかも。

俺はこういう、淡々とストーリーが進む作品が結構好きなので面白かった。

この時代特有の命の軽さが、かえって淡々と進むストーリーに重厚さを与えててとてもいい。

主要人物のほとんど全員が全員、なにかしらの心の葛藤を抱えていて、それがうまく解決していかないところも現実味がある。

「人生そんなもんよね」と思わせる見事な作品。

最近作られる西部劇って、こういう系の多いよね。
現代劇にしちゃうと言いにくい事も、過去の事として語ることができちゃうからっていうのもあるかも(´_ゝ`)

なのでここ数年で視てる西部劇(っぽいのも含め)はハズレがないなぁ。
いや、評価は人に依るのでお勧めはしないけど。